タイヤ替えました

タイヤ交換完了！！
新しいタイヤの銘柄は「Michelin Pilot Sport 3」。予てから憧れていたヨーロッパタイヤ。Michelinの製品としては一応スポーツタイヤのカテゴリに属する新製品のタイヤです。



さて、その感触は？
交換後約100km走行。皮むきは十分とは言えませんが、ひとまずここらで一報させていただきます。

まず、第一印象は「静か」。まるで以前のタイヤ（Dunlop SP8080)からゴムの柔らかいスノータイヤに履き替えたときの感触です。まるで別の車に乗った感じ。おそらくこれが今時のタイヤなんでしょうね。前のタイヤは２０01年の製品。すでに10年近くの月日が経ち、17,18インチが標準タイヤとしてあたりまえのように扱われる今となってはスポーツタイヤでも技術の進歩でここまでの静粛性を実現できるようになったということでしょうか。

ノリゴゴチは一言でいえばあきれるほど「マイルド」。ハンドルも軽くなり、段差の突き上げ感もかなり少なくなりました。粒が粗いアスファルトの舗装道路を走っていてもロードノイズは小さめで更にノイズの角がとれた感じ。「静か」「運転しやすい」ということに関しては満足度かなり高いです。

ただし、何か今ひとつ頼りない感が拭いきれません。前のタイヤが「蹴り上げて走る」とすれば今回のタイヤは「転がって走る」イメージ。この点についてはちょっと当てが外れました。スポーツカーに乗っている感じがしません。ハンドルの遊び幅も大きくなったようで、これは想像ですがタイヤ素材の変化と路面との接地面積が小さくなったのでしょうか（タイヤのショルダー形状は確かに丸めです）。悪く言えば「真ん中」が決まりずらい。明らかに直進方向の矯正力が弱くなりました。
（ハンドリング性能については追い込んだ走りをしないので、私にはチョット評価ができません。）

この車で2種類のタイヤを経験したわけですが、タイヤでここまでフィーリングが変わるとすれば、雑誌やネットの車評、インプレッションでの車の評価とは何ぞや？と思ってしまいます。さらに走り込んであらためて報告します・・・・。とは言っても結局は時間とともに鈍感になってこれが普通になってしまうんでしょうね。

さて、次回は車検の報告をしますね。